当社では「カメラ式×据置き型」(3種類)、「レーザー式×ハンディ型」(1種類)、「レーザー式×アーム型」(1種類)と様々なタイプの3Dスキャナを保有しておりますが、新たなタイプである「レーザー式×トラッカー型」の『FreeScan Trak ProW』(SHINING 3D社)を導入しました。
「レーザー式×トラッカー型」の3Dスキャナの特長は大きな対象物をマーカーレス&短時間で測定できることにありますが、その中でも『FreeScan Trak ProW』は非常に高い性能と機能を持っています。
本ブログではまずは装置の概要をご紹介します。

装置の仕様
■メーカー:SHINING 3D社
■型式:FreeScan Trak ProW
■:仕様
- 精度:0.023mm(トラッカー使用時)
- 容積精度:0.046mm(トラッカーから3.5m範囲)、0.088mm(トラッカーから6.0m範囲)、0.146mm(トラッカーから8.6m範囲)
- ビデオフォトグラメトリー機能使用時の容積精度:0.044mm+0.012m/m
- 最大トラッキング範囲:8.6m(視野範囲:206.7㎥)
- スキャンスピード:5,500,000ポイント/秒
- シングルスキャン範囲(最大):650×580mm
- 解像度:0.01~10mm
装置の特長
特長①:マーカーレスでの3Dスキャン(トラッカー)
トラッカーにて3Dスキャナの位置をリアルタイムに把握しているため、トラッカーを動かさなければポイントマーカー無しでも3Dスキャンの実施が可能です。
開発途中の貴重なワークや生産設備等はポイントマーカーの貼り付けがNGであったり、シールの完全な除去が必要になることがありますので、そのような場合でも気兼ねなく測定を行うことができます。

特長②:大物ワークの短時間スキャン(広範囲トラッキング&高速スキャン)
トラッカーによる3Dスキャナのトラッキング距離は8.6mまでとなっており、最大で206.7㎥の広い視野範囲で3Dスキャンを行うことが可能です。
また、スキャンスピードが最大5,500,000点/秒と非常に早く、大物のワークでも短時間での測定が可能です。

特長③:大物ワークの高精度スキャン(ビデオフォトグラメトリー)
特許取得済みのコードターゲットレスのビデオフォトグラメトリー技術(VPG)を活用することにより、大きな対象物でも効率的に高精度なスキャンを行うことが可能です。

特長④:屋外での3Dスキャン(ワイヤレスモジュール&バッテリー駆動)
ワイヤレスでのPCへのデータ転送とバッテリー駆動により、電源の取れない屋外※や障害物の多い生産現場でもスムーズに3Dスキャンを行うことが可能です。(※直射日光が当たるような環境下ではノイズの発生量が多くなったり、データが欠損する可能性があります。)

まとめ
以上のように「レーザー式×トラッカー型」の『FreeScan Trak ProW』を導入したことで、数m~十数mの大型の対象物でも高精度&短時間で3Dスキャンを行うことができるようになりました。
『FreeScan Trak ProW』を用いたサービスとしましては、出張測定はもちろんのこと販売・レンタル・教育のご対応も可能です。スキャナの実力をご確認いただくためのデモも実施しております。
当社では3Dスキャンに関するあらゆるご要望にお応えすることができるよう、幅広いラインナップの3Dスキャナを取り揃えております。お客様の用途・対象物・環境に合った最適な3Dスキャナをご提案させていただきますのでお気軽にお問合せください。