加圧中の圧力・速度・位置を精密に制御して、圧入や加締め、打ち抜き等の加工を行うことが可能な『サーボプレス』について、装置の仕様や特徴をご紹介します。
装置の仕様
■メーカー:蛇の目ミシン工業㈱
■種別:コラム型
■型式:JP3004
■加圧能力:最大30kN
■ラムストローク:200mm
■最高速度:300mm/sec
■位置繰り返し精度:±0.005mm
■荷重単位:ニュートン(N),キログラム(Kg),ポンド(lb)
装置の特徴・用途
装置の特徴
○ACサーボモータとロードセルが内蔵されているため、加工中の圧力・速度・位置の制御が可能。
○加工に最適なモーション(加速・減速・停止)を自由に設定可能。
○位置・荷重の波形データ(トレーサビリティデータ)を表示・保管することが可能。
○駆動モードは1段駆動が6種類、2段駆動が7種類の13種類から選ぶことが可能。
○加圧能力は最大30kN。
装置の用途
圧入、カシメ、リベット、封止、曲げ、絞り、圧縮、成形、カット、打ち抜き、刻印、検査
総括
サーボプレスは試験片の打ち抜き加工や部品の圧入・加締め等、型や治工具を作製することで様々な用途にご利用いただけます。型・治工具の作製も当社で対応しておりますので、加工・検査に関する構想段階からご相談ください。
サーボプレスと同じような動きをする装置として引張圧縮試験機も所有しており、材料や部品に関する強度・変位の詳細な評価を行うことも可能です。