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トラッカー型3Dスキャナのスキャン事例

新しく導入しましたトラッカー型3Dスキャナ『FreeScan Trak ProW』は「大型ワーク対応」&「コードレス」&「マーカーレス」という3つの特長があり、トラッカーを用いることで十数mサイズの大型ワークを高精度&短時間でスキャンすることが可能となっております。

『FreeScan Trak ProW』の強みを活かしてW1,600×D2,700×H3,000mmサイズの大きな設備(三次元測定機)についてスキャンのトライを行いましたので、今回のブログではその結果をご報告致します。

使用設備

<3Dスキャナ>

■メーカー:SHINING 3D社

■型式:FreeScan Trak ProW

■仕様:

  • 精度:0.023mm(トラッカー使用時)
  • 容積精度:0.046mm(トラッカーから3.5m範囲)、0.088mm(トラッカーから6.0m範囲)、0.146mm(トラッカーから8.6m範囲)
  • ビデオフォトグラメトリー機能使用時の容積精度:0.044mm+0.012m/m
  • 最大トラッキング範囲:8.6m(視野範囲:206.7㎥)
  • スキャンスピード:5,500,000ポイント/秒
  • シングルスキャン範囲(最大):650×580mm
  • 解像度:0.01~10mm

測定対象物

  • 測定物:CNC三次元測定機
  • サイズ:W1,600×D2,700×H3,000mm
  • メーカー:㈱ミツトヨ
  • 型式:Crysta-Apex S9168

トライ結果

測定対象物から3,000mm程度離れた位置にトラッカーを設置しますと、約15㎥の空間がスキャン可能な範囲となります。三次元測定機は3,000mm程度の高さがありますが、トラッカーの捕捉範囲に入っているため一番上までスキャンを行うことができました。

トラッカーを何度か移動させながらスキャンを行い、複数のスキャンデータをベストフィット合成することで装置全体の形状データが完成しました。


三次元測定機には黒色や白色、半透明等、様々な色合いの部品が混在していましたが、最適な撮影条件に変更しながらスキャンを行うことで比較的きれいなスキャンデータを取得することができました。


コントローラーのボタンの凹凸形状や緊急停止ボタンのつまみの入り組んだ形状等の細かな形状につきましては、撮影モードを切り替えて詳細なスキャンを行いました。

まとめ

今回のトライでは準備・片付けに約1時間、装置全体のスキャンに約1時間の工数がかかり、合計約2時間で作業が完了しました。短時間でのスキャン作業でしたが、比較的高精細な形状データを取得できたかと思います。

スキャンデータは寸法測定や形状評価、リバースエンジニアリング等への活用が可能ですので、今後のブログではスキャンデータの活用事例についてもご紹介させていただきます。

トラッカー型3Dスキャナ『FreeScan Trak ProW』はお客様の現場での出張測定に最適かと思いますが、初めてのご利用に不安があるようでしたらスキャナの実力をご確認いただくためのデモの実施も可能です。ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

こちらの情報は2026年2月20日時点の情報です。

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