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リバースエンジニアリング

2022.02.17

光学式のカメラ型3Dスキャナ『ATOS Q』を新規導入しました。

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当社ではレーザー式のアーム型3Dスキャナと光学式の据置型3Dスキャナを所有しておりますが、より多くのご要望にお応えできるよう、新たに光学式のカメラ型3Dスキャナを導入しました。
今回のブログでは光学式のカメラ型3Dスキャナ『ATOS Q』についてご紹介します。

ハードウェアの仕様

■メーカー
:GOM社
■型式
:ATOS Q 12M
■仕様
・光源:LED
・センサー画素数:1200万点/ショット
・点間ピッチ:0.03~0.12mm
・焦点距離:490mm
・測定レンズ:MV100、MV170、MV270、MV500
・各レンズの測定精度:
MV100…0.007mm
MV170…0.009mm
MV270…0.014mm
MV500…0.026mm
・測定範囲:100mm×70mm~500mm×370mm/ショット

ソフトウェアの仕様

■名称
:GOM Inspect Professional
■機能
・点群データからのポリゴンメッシュ作製・編集
・CADデータ及びCTデータのインポート
・設計値と実測値の比較
・形状・寸法・幾何公差の解析
・3D検査
・パラメトリック検査(※1)
・複数評価用のテンプレート作製(※2)
・レポート作成

 

(※1)パラメトリック検査
:個々の検査工程は自動で保存され、全ての検査工程の
追跡・編集・繰り返しが可能です。そのため、測定結果
とレポートの信頼性を保証することができます。

(※2)複数評価用のテンプレート作製
:作製した検査内容をテンプレートとして保存しておく
ことで、2個目以降の多数個の検査が早く簡単に行えます。

 

3Dスキャン~データ作製・解析の手順

手順①:準備

使用するレンズに合わせた参照点シールを貼り、このシール
をもとに形状データの合成と表裏データの合成が自動で行わ
れます。

光を透過するガラスやプラスチック、光を反射する金属やメ
ッキ品等に関しましては、測定品の表面への白い粉のスプレ
ーが必要となります。

 

手順②:3Dスキャン

回転テーブルを使用して表面と裏面をそれぞれスキャンし
ます。
これでおおよその形状データを取得することが可能ですが、
微細な形状や深い穴等の奥まった箇所は、カメラの角度を
変えたり、セット方向を変えてさらにスキャンを行います。

<特長①>
トリプルスキャン方式を用いて3方向から形状データを取得
するため、複雑で微細な形状でも少ないスキャン回数で正確
に3Dデータ化することが可能です。
<特長②>
保有する4種類のレンズを用いて測定対象物のサイズや形状、
要求精度に適した測定が可能です。

手順③:データの合成

複数回に分けてスキャンしたデータを1つのデータに合成し
ます。

 

 

 

手順④:ポリゴン化

スキャンした点群データをポリゴンメッシュに変換します。
完成した3Dデータ(STL)は以下の通りです。

手順⑤:データ解析

GOM Inspect Professionalを使用して寸法測定や幾何公差
の判定、CAD照合してカラーマップや偏差ラベルのアウト
プット等を行います。

図面の無い金型や部品のCAD図面化(リバースエンジニア
リング)、CAE解析、3Dプリンタによる3D造形、CG製作等
のベースのデータとして様々な用途でご利用いただけます。

 

まとめ

本装置は持ち運んで様々な場所で測定ができますので、お客様の現場にて3Dスキャンを行う出張測定にも対応しております。

また、弊社ではGOM社製の3Dスキャナ「ATOS Q」「GOM Scan1」「T-SCAN hawk」「T-SCAN T10/T20」の販売も行っております。3Dスキャンの受託サービスで培った知見・経験を活かすことで、『使える3Dスキャナ』をご提案させていただきます。

ATOS Qを使った3Dスキャンサービス及びATOS Qのご購入をご検討の際はお気軽にお問い合わせください。

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